パチンコはやめると決意したとしても、少しの暇やキッカケで打ちたくなってしまいます。
この病的な症状を抑えるコツについて紹介しますので参考にしてください。
その1:依存症のメカニズムを把握する

まず、パチンコ屋に行きたくなるのはギャンブル依存症であることが原因です。
ニコチン依存症やアルコール依存症と同じで、ギャンブルしたいという衝動に駆られるのは依存症だからです。
なので、行きたくなる原因を理解しないと我慢する方法なんて分かるはずもありません。

まずは、ギャンブル依存症になるとなぜパチンコ屋に行きたくなるのかを理解するようにしましょう。
ここでは、パチンコ依存症の超基本しか書きませんが、超基本でも理解するとしないでは雲泥の差です。
パチンコ依存症のメカニズム
パチンコは通常時でイライラすると「ノルアドレナリン」が分泌されます。そして当選の期待が高まると「ドーパミン」が分泌され、大当たり消化時は安心感で「セロトニン」が分泌されます。

パチンコやスロットは、イライラ・興奮・安心感の高低差が激しいので、病みつきになります。これがギャンブル依存症になる要因です。
自分自身でイラつかせて開放感を得るなんて馬鹿げてますよね。
しかし、ギャンブル依存症は簡単に回復できるものではありません。
脳はこの快感をまた味わいたいと思うのです。
パチンコを我慢したいのであれば、パチンコを打つことが馬鹿げていることであると理解することがとても大事です。
その2:キャシングカードやキャッシュカードを持たないようにする

運がいいことに、パチンコ屋は現金がないと遊べません。今は現金を持っていなくても困ることはほとんどない時代です。
電子マネーやSuicaなど、スマホさえあれば問題なく生活ができます。わざわざ現金を持っておく必要はありません。
急遽予定がキャンセルになったり、早く仕事が終わって暇になった時にパチンコ屋に行きたくなる衝動に駆られる方は多いと思います。
しかし、現金がなければ遊ぶことができません。電子マネーで支払える別の暇つぶしを見つけるか家に帰るしかありません。
現金を持っていると、自分の意思ではなくギャンブル依存症が発症してブレーキが効かなくなります。病気なので自分の意思でブレーキをかけることはできません。
普段から現金は持たないようにしましょう。突発的に行きたくなる時はすごくイライラするかもしれませんが、その日にパチンコ屋に行かなかった優越感を味わうとよいですよ。
その3:行きたくなったら「脳に依存症の自分が現れた」と考える

何を言っているかわからないと思うので、詳しく書きます。
本来、パチンコをやめたいと考える人は、パチンコに出会いたくなかった、他の人と同じように豊かな生活を送りたかった、と考えているはずです。
それが本当の自分の意思であると考えてください。
パチンコ依存症になると「本当の自分の意思」と「パチンコ依存症になった自分の意思」の2つが存在する状態になります。
「パチンコ依存症になった自分の意思」は、自分の人生をめちゃくちゃにしてくれた張本人と考えてください。憎たらしい奴です。
パチンコ屋に行きたくなった時は「依存症の自分」を脳の中でぐちゃぐちゃに踏み潰すイメージをしてみてください。
すると、パチンコを打ちたくなる気持ちがスッと消えていく感覚があります。
騙されたと思って試してみてください。
その4:パチンコ依存症のせいで自分の人生がめちゃくちゃになっていることを記録しておく

この記事を読んでいる人の大半は、パチンコを打つことで自分を傷つけてしまうような出来事が起きていると思います。
そのような出来事をしっかり記憶に残しておいてください。
おすすめは、ノートに書いておくことです。
パチンコを打つことで失ったこと、他人を悲しませたこと、自分が傷ついたことなどをノートに書く癖をつけてください。
行きたくなったらそのノートを読み返すと、スッと気持ちも収まります
まとめ
以上がパチンコ屋に行きたくなった時に我慢する方法となります。
パチンコを打ちたいという衝動を止めるのに最も大事なことは、ギャンブル依存症を理解しておくことです。
なぜ、あなたがパチンコは打つべきではないと思っているにもかかわらずパチンコ屋に行きたくなるのかを理解しておくことはとても重要です。
ギャンブル依存症を抑えるための適切に行動すれば良いだけです。
そして、パチンコをやめるという強い意思を持つことがとても大事です。
皆さんも諦めずに頑張ってください。