ギャンブル依存症の重症度チェック(あなたはどの程度?)

日本にはパチンコやスロット、競馬、ボートレース、宝くじなど数々のギャンブルが存在します。

これだけギャンブルの環境が整っていれば「ギャンブル依存症」に悩んでいる人は多いはずです。

しかし、ギャンブルをする人にとって、

自分はギャンブル依存症なのかな?
どの程度のギャンブル依存症ならギャンブルをやめるべきなのかな?

といった点は中々判断するのが難しいものです。

 

そこで今回は、

「ギャンブル依存症の重症度チェック」

というテーマをお話ししたいと思います。

 

ギャンブル依存症に悩まされてきた私が、独断と偏見でギャンブル依存症の重症度をレベル分けさせてもらいました。

5段階にレベル分けしたのが下記の表です。

ここからは、このレベル1〜5について詳しく説明をしていきます。あなたがどれくらいのギャンブル依存症であるかを判断する1つの目安として捉えていただければ幸いです。

 

レベル1:1人ではギャンブルをやらない

レベル1は、ギャンブルを1人でやることはないが、友達に誘われれば遊んでしまう人です。

この層の人たちはギャンブル依存症ではないと考えられますが、あるキッカケで簡単にレベル2よりも下の層に転落しかねないギャンブル依存症の予備軍であると考えてください。

レベル1とレベル2の境は、一人でギャンブルするかしないかの差です。

下記のようなキッカケがあると、簡単にレベル2(一人でギャンブルする)に転落しますので気をつけてください。

レベル2以降に転落するキッカケ
・ギャンブルで大勝ちする
・ギャンブルでストレスが発散できた
・友達と行く頻度が多くなる

 

とはいえ、レベル1の人は幸運です。ギャンブル依存症ではないので、今なら簡単にギャンブルから離れることができます。

ギャンブル依存症は完治するのにとても強い意思が必要となります。実際に何十年もギャンブル依存症に悩まされている人が沢山いるのが現実です。

自らギャンブル依存症の地獄に落ちていくのか、ここで踏ん張るのかはあなたの将来に対しての意識で決まってきます。

 

レベル2 数ヶ月に1回 ひとりでギャンブルする

レベル2は、数ヶ月に1回程度しかギャンブルをしないが、1人でギャンブルはする人です。

この層の人たちはギャンブル依存症の予備軍や軽症の人が多いです。ギャンブルで遊ぶ頻度が低いので、金欠で生活に困るというようなことはなく、ギャンブル依存症にかかっていると自覚している人が少ないです。

レベル2あたりまでは、ギャンブルとうまく付き合えている層と考えて良いと思います。パチンコで言えば、「パチンコは適度に遊ぶものです」というポスターのアドバイスを守れている人たちです。

日々のストレスを発散する目的で数ヶ月に1回程度のギャンブルなら問題ないと思うよ!

レベル2を維持し続けることができるなら、ギャンブルを完全にやめる必要性はありません。

ただし、レベル1でも書きましたが、ギャンブル依存症を完治するにはとても努力が必要です。

レベル2を維持する自信がないのであれば、ギャンブルから離れることをお勧めします。レベル3以上になるとギャンブル依存症から抜け出せない地獄が続く可能性があります。

 

レベル3 1ヶ月に1回以上遊ぶ

レベル3は、ギャンブルを月1回以上する人です。軽症〜重症になりかけのギャンブル依存症の人が多いです。ギャンブルがしたくてウズウズする気持ちになる人もかなり多いです。

流石に月1回以上ギャンブルで遊ぶようになると、お金の消費が激しくなったり、他の予定よりもギャンブルを優先したりするようになります。

また、ギャンブル費やす時間が多くなり、時間の無駄であると気づいているにもかかわらず、歯止めが効かずに遊んでしまう場合も多いです。

ただし、このレベル3の人たちも意外とギャンブル依存症で悩んでいない人が多いです。

生活に支障をきたしていなければ、そこまで深刻に考えないからね。。。

生活に大きな支障をきたしてなければ、大抵の人はギャンブル依存症に真剣に向き合いません。

 

ギャンブル依存症に真剣に向き合わない人が多いレベル3の人たちは、何十年もギャンブルから抜け出せなくなる傾向があります。結果として大量の時間を無駄にすることになります。

そして、十年程度ギャンブルを続けているとようやく時間を無駄にしていたと後悔する人が続出します。

しかし長期間ギャンブルをしている人は中々やめるのが難しいです。確固たる強い意思でギャンブルをやめようとした人でも、ギャンブルの刺激を脳が求めるようになってしまい、やめることができません。

暇ができた時とか、ストレスが溜まった時とかについギャンブルをしてしまうのよね、、

特にパチンコなどはとても時間を無駄にします。ギャンブルをする人としない人で、人生の経験もだいぶ変わってきます。下の記事はパチンコやスロットが時間の無駄であることを説明している記事ですので参考にしてください。

レベル4 金が尽きるまで遊ぶ

レベル4は、毎月貯金が0円になりかけながらギャンブルをしている人です。

レベル3とレベル4の違いは、頻度ではなく、お金の使い方になります。レベル3はある程度お金に余裕を持ちながら遊びますが、レベル4はお金に余裕がないのにギャンブルで遊ぶ人とかんがえてください。

なぜお金に余裕がない人の方がギャンブル依存症のレベルが高いかというと、お金がない人の方が当選時の快感が強くなりギャンブル依存症になりやすいためです。

ギャンブル依存症は簡単にいうと、「ストレスの開放感にハマること」です。つまり、当選時のストレスの開放感が脳へ強い刺激を与え、またギャンブルしたいという気持ちにさせてしまうのです。

金に余裕がない中で行うギャンブルはヒリつきますよね。ヒリついた方がギャンブル依存症になりやすくなります。

なので、金がない人はギャンブルをやるべきではありません。

レベル5 借金しながらギャンブルをする

レベル5は、借金があるのにギャンブルをする人です。誰が見ても重度のギャンブル依存症であることは明らかです。

レベル4でも書きましたが、金に余裕がない中でギャンブルをすると脳にとても強い刺激を与えます。特に借金している中でのギャンブルは絶対にやめるべきです。

ちょっとキツい言い方をして申し訳ないですが、借金しながらギャンブルをする人は周りからバカだと思われてます。ちなみに、バカはギャンブルでは勝てません。ギャンブルを運営する人は頭の良い人ばかりです。バカでは太刀打ちできません。

なので、もしあなたが、レベル5の状態であるならギャンブルをやめる努力をしましょう。

と言っても重症のギャンブル依存症なので、中々やめれないと思います。こちらの記事で、金に余裕がない中でギャンブル(特にパチンコ)をする人に向けたアドバイスも書いてますので参考にしてみてください。

また、借金をすることが普通の感覚になっている人はかなり危険です。いずれ地獄を見ないためにも、ギャンブル依存症とはどのような症状なのかしっかり理解しましょう。

 

最後に

以上がギャンブル依存症の重症度チェックになります。

上の内容をまとめますと、レベル1〜3はギャンブルをする頻度で重症度がかわります。レベル1や2が維持できない場合は、ギャンブルから離れることをお勧めします。

すでにレベル3となっている場合は、長期的にギャンブルを続けると、今まで時間を無駄にしてきたことに対して強い後悔を持つことになります。適度にギャンブルをするか、ギャンブルからは離れることを検討してください。

レベル4やレベル5の人は、ギャンブルをしてはいけない人たちです。さっさとギャンブルはやめて真面目に生きましょう。

それでは。