堀江貴文氏の著書「多動力」を読みました。この本から学んだことを書きます。
この本はこんな方に読んでほしい
・忙しくてやりたいことができないと思っている人
・やりたいことはあるけど行動に移せていない人
・様々なことに手を出すことに価値を見出せない人
・他人の目が気になる人
「多動力」から学んだこと
他人の時間を生きるな!
まず、様々なことに挑戦するためには”自分の時間”を取り戻す必要があります。
この本には”自分の時間”を確保するための手段が書かれています。様々な分野に精通している堀江さんが言うからこそ説得力を感じるわけですが、根拠もしっかりしていて納得する事ができました。
しかし、この本に書かれているを実行するにはかなりの勇気が必要です。ただ本を読んだだけで終わるのか、勇気を出して一歩踏み出すのかでこの本の価値は大きく変わりますね。
そして「自分の時間を作るためには他人の時間を生きてはいけない」と書かれています。他人を無視するという意味ではなく、常に自分がワクワクすることを実行しようという考え。私も常に「自分がワクワクすること」を意識して行動しようと思いました。
たまに”手抜き”することが大事
「本質を忘れずに、たまに手抜きすることは大事」ということを学びました。
印象的だったのは「手作り弁当」についての内容。簡単に書くと、
常に全力投球(=手作り弁当)すると、疲れた時に最も大事なこと(=毎日食べさせてあげる)ができなくなってしまうことがあるので、たまには手抜き(コンビニ弁当)することも大事。手抜きは最も重要であること以外ですること。
私自身は「今日弁当ないよ。お金渡すから好きなの買ってきな。」と親に言われた時は内心かなり嬉しかったですね。毎日コンビニ弁当では親の愛情も感じないのでダメですが、たまにのコンビニ弁当であれば嬉しいものです。
堀江さんは毎週メルマガを発行しているそうですが、多忙な時は過去のものを改良して発行(=手抜き)することがあるそうです。これは堀江さんのメルマガを読んでいる人は、内容よりも毎週継続して読んでもらうことの方がユーザーにとって重要であるかららしいです。
この内容は芸能人とかアーティストにぜひ読んでいただきたいと感じました。
様々な分野に関わることの価値観が変わる
印象に残ったのは「3つの肩書きを持てば価値は1万倍となる」と言う点。
どんなことも80%まではテンポよく成長できるが100%まで成長するには膨大な時間が必要なので、時間をかけて極めるよりも、様々な事を80%程度できるようにした方が自分の価値を効率よく自分の価値を上げる事ができるという考え方。
この本では一つの事ができれば100人に1人の存在と書いています。3つの事ができれば100×100×100人に1人の存在になれる。様々なことに関わったからこそ、新しいものが生まれるかもしれませんね。
今の仕事に飽きたら、思い切って他のことに手を出してみるのも良いのではないでしょうか?
最後に
皆さんは”自分が本当にやりたいこと”ができていますか?できていないのであれば、是非読んでいただきたいなと思います。上にも書きましたが、ただ読むだけでなく行動に移すさないと意味がないですよ!
本書は要点を端的に書いてあるので1〜2時間で読めます。新しいことをやりたい!と感じている方には読んでみてはいかがでしょうか。