オイルヒーターは保湿性、静音、火傷防止の面でとても魅力的な暖房アイテムです。
しかし、寒冷地に住んでいる人でこれからオイルヒーターの購入を検討している人に伝えておきたいことが1つだけあります。
それは、寒冷地でオイルヒーターを購入するなら1ランク上の適用畳数に対応したものを購入すべきであるという点です。
私の失敗談をお話ししたいと思います。
寒冷地だと、カタログの適用乗数を参考にして購入すると痛い目に遭います
私のオイルヒーター購入の失敗談を紹介します。
私が住んでいる地域は最も寒い時期でマイナス15℃〜マイナス10℃程度です。12月〜2月あたりは常に氷点下を下回ります。皆様が今住んでいる環境と照らし合わせて読んでもらえればと思います。
当時、私は13畳の部屋にこちらのオイルヒータを購入することにしました。
このオイルヒーターは10~13畳用で、私の部屋が13畳だから「まあ寒冷地だけど大丈夫だろう」とあまり深く考えずに購入しました。
スペックギリギリの適用乗数のオイルヒーターを実際に寒冷地で使ってみて分かったことは、
- マイナス10℃くらいの時はフル稼働(1500W)で稼働しても26℃まで到達しない
- 25℃以上を維持するにはフル稼働
- オイルヒーターだけで28℃以上にできない
- 6畳の部屋ならポカポカ(ポカポカになるには30分以上かかる)
- 部屋が温まるまでコタツで我慢orエアコン併用が必須
という感じです。もちろん、家の断熱構造によっては温まり方は異なりますが、私の賃貸ではこのような状況となりました。
色々と書きましたが、伝えたいことは、
ということです。
オイルヒーターで有名なデロンギのサイトを確認してみましたが、適用畳数は外気温5℃の環境での試験とのことです。
そりゃ氷点下では温度が上がりにくいわけです。
▼私は結局、右の赤外線ヒータとオイルヒータを併用してます。。。
私のように悲惨な状況にならないためにも、寒冷地の方はオイルヒーターを購入する時はスペックをしっかりみて購入するようにしましょう。
下に、寒冷地にお住いの方に合わせたオイルヒーターを紹介しますので、参考にしてください。
【寒冷地限定】適用畳数別のお勧めオイルヒーター
寒冷地にお住まいの方に向けたオイルヒーターをまとめました。
評判の良いデロンギのオイルヒーターを中心に紹介したいと思います。
4〜6畳
4〜6畳の部屋には、適用畳数8〜10畳のオイルヒーターがお勧めです。
6〜9畳
6〜9畳の部屋には、適応畳数10~13畳のオイルヒーターがお勧めです。
▼赤ちゃんやペットのいる家庭なら、こちらのオイルヒーターもお勧めです。
9畳以上
寒冷地で9畳以上の部屋にオススメなオイルヒータは見つかりませんでした。
理由は、適用畳数13畳以上のオイルヒーターをほとんどのメーカーが販売していないからです。
なので、9畳以上の部屋で使用するならオイルヒーター+αで温めることをお勧めします。下のような速暖性のあるセラミックヒーターとの合わせ技が良いと思います。
他にも、おすすめの防寒グッズをまとめた記事を書きましたので、是非参考にしてください。
オイルヒーターの弱点である速暖性をカバーした「マルチダイナミックヒーター」は凄くおすすめ!
オイルヒーターの弱点とも言われている速暖性をカバーしたオイルヒーターがないか調べてみたところ、「マルチダイナミックヒーター」という新世代暖房器具を発売されていました。
オイルヒーターの長所である、静か・火傷しにくい・乾燥しにくいという部分を継承しつつ、即男性もあるというとても魅力的な商品です。
マルチダイナミックヒーターは他のヒーターと比較して長所が多いです。
オイルヒーターの速暖性を補っているという点が非常に魅力的です!
また、この商品はiPhoneのHomeKitにも対応しており、スマホでの遠隔操作が可能です。
旧製品は本体操作の煩わしいタイマー設定がでしたが、スマホで操作により操作性が格段に向上しています。
通常のオイルヒーターと比較すると少し高価ですが、速暖性やスマホで温度管理などに魅力を感じる方にはお勧めです。