【象印ステンレスマグ・水筒】2つのフタは何のため?使い方は?

象印の広口タイプのステンレスマグには2つのふたが取り付いています。

2つとも飲むときに外す「ふた」と思ってましたが、どうやら上画像にある『2つめの「ふた」』は別の機能を持っていそうです。

この2つ目の「ふた」は何の機能なのか??早速調べてみました。

謎のフタは、とても便利な「分解せん」

謎のフタの正体は「飲み口」ではなく、「栓(せん)」でした。「栓」は中身がこぼれ出ないようにするための機能です。水筒から中身が漏れないようにする必須の部品となります。

なぜフタのような形状になっているのか?

下で説明します。

象印の広口マグは「分解せん」がないと組み立てられない構造

象印のステンレスマグの分解せんは、パッキンを取付けないと組み立てることができない構造になっています。
パッキンとは、水筒のフタの隙間を埋めるためのゴム素材です。(下画像参照)

普段マグカップを使う方なら経験した方も多いと思いますが、パッキンを付け忘れると飲み物がカバンの中で大放出します。

外観上では分からないので、結構やらかしたかたも多いと思います(笑)

特に、朝とかの急いでいるときに忘れやすかったりします。

なので、パッキンの取付け忘れを防止してくれる機能は非常に助かります。

象印のステンレスマグの構造はとてもシンプルで、パッキンが未装着状態だとフタがスカスカで閉めることができません。

パッキンが取り付けてあるとしっかりと閉まります。

補足:分解栓を失くして購入したい方へ

分解栓を紛失して再購入したい方は実店舗で購入するか、象印公式ページ(象印パーツダイレクト)より注文してください。
下のリンクから購入ページへ行くことができます。
象印公式ホームページ 消耗品のご購入方法

栓の分解方法について

栓の分解方法はこちらの動画を参考にしてください。

「分解せん」は洗浄がしっかりできる!

パッキンをしっかり洗浄しないで使用すると汚れが溜まっていきます。しかし、こまめに洗浄するのって意外と面倒ですよね。

しかし象印の「分解せん」は4部品に分かれていていることで各部品を隅々まで洗浄することが可能なため衛生面で気にする方には非常にオススメです。

4部品に分けると組み立てるの大変なのでは?と考える人もいると思いますが、組み立て自体はとてもシンプルなので、気にしなくて良いと思います。

お手入れが楽な「分解せん無し」のステンレスマグが登場しました。

象印は「分解せん」の構造を一新して「シームレスせん」を採用したステンレスマグ『TUFF(タフ)』(SM-ZA型)を2020年9月1日より販売開始しました。

出典:https://www.zojirushi.co.jp/syohin/bottle/smza/

従来の構造だとキャップを4部品に分解・組立する必要がありましたが、この構造ですと、キャップの分解・組立は不要になります。かなり楽になりました。

従来品がものすごく不便!と言うほどでもありませんが、洗い物をできるだけ少なくしたい人には魅力的な商品です。600ml,480ml,360mlの3種類があります。

まとめ

象印の広口ステンレスマグは「分解せん」の構造にすることで、パッキンをつけ忘れてカバンの中で飲み物が漏れてしまわないように工夫がされていました。

パッキンのつけ忘れ頻度が高い方や、キャップ周りを清潔に使用したい方は象印の広口タイプのステンレスマグをお勧めします。それか「シームレスせん」タイプのマグもおすすめです。

ステンレスマグは複数メーカーが販売していますが、パッキンのつけ忘れが多い方や、清潔感を求める方には象印がオススメですよ。

ワンプッシュ式のステンレスマグであれば、下のがおすすめです。