技術サポートや社内開発の現場で「社内でテストする」と言いたいとき、どんな英語が自然でしょうか。
結論から言うと:
- in-house test:社内向けに行うテスト全般。開発・QAなどでよく使う。
- internal test:よりフォーマルな印象で、対外的な資料や報告書に出やすい。
この2種類を使うのが良いです。それぞれのニュアンスを詳しく見てみましょう。
in-house test とは?
「自社内で実施するテスト」という意味で、エンジニアや開発現場の会話でよく使われる表現です。
例文:
- We conducted an in-house test before the beta release.
ベータ版をリリースする前に社内テストした。 - This function is currently under in-house testing.
この機能は現在テスト中です。
in-house testはややカジュアルな印象があり、社内間の会話やメールでよく使われます。
internal test とは?
「社内で実施される非公開のテスト」という意味合いで「internal test」も使えます。ややフォーマルなので、報告書やドキュメント、外部会社との打ち合わせなどで使われる傾向があります。
例文:
- The system passed the internal test phase.
そのシステムは社内テストに合格しました - According to the internal test results, the issue was resolved.
テストの結果、その問題は解決した。
どちらを使うべき?
どちらを使うべきか?と聞かれると、正直どちらでも通じるのでそこまでこだわる必要はありません。
個人的にはフォーマル側のinternal testを使うのが無難かなと思います。また、英語は得意ではない方はhouse testの意味が通じないケースもあるのでInternal test使う方が英語が苦手な方にも優しいです。
そうは言っても使い分けとしては以下のように考えておくと良いでしょう。
状況 | おすすめの表現 | 理由 |
---|---|---|
開発メンバー同士のやりとり | in-house test | 口語的で伝わりやすい |
報告書、社外向けドキュメント | internal test | フォーマルで文章に向いている |
技術英語のメール(中間的な場面) | どちらでもOK | 相手やトーンによって選択するとよい |
補足
せっかくですので、他のテストの呼び方も覚えておきましょう
- pilot test:試験的運用
- alpha test / beta test:段階的なテストプロセスの呼び方
- pre-release test:製品出荷前の最終チェック
まとめ
最後にまとめです
- 社内でテストする場合:in-house test が自然でよく使われる
- フォーマルに書きたいとき:internal test が使われる
- 相手・文脈で使い分けるのがポイントですが、internal testだけ使っておけば弊害はあまりない
今回は以上です。
internal testと in house testを使い分けられる人はやり手だね!