「対策」って英語でなんて言う?現場で使える表現まとめ

「対策」って英語でなんて言う?現場で使える表現まとめ

技術トラブルや品質不良が発生した際、「対策を取ります」「暫定対策を実施しました」「恒久対策を検討中です」などは、日本語でよく使う表現ですが、英語でどう伝えるか迷ったことはありませんか?

この記事では、実際の現場でそのまま使える「対策」に関する英語表現を、状況別に紹介します。

暫定対策(temporary countermeasure / interim countermeasure)

不具合が発生したとき、まずは応急処置としての対応を行うことを暫定対策と言います。

英語ではtemporary」や「interimといった語が使われます。

• 暫定対策を講じました

 → We have implemented a temporary countermeasure.

• 現時点では暫定的な処置です

 → This is an interim solution for now.

• 恒久対策が完了するまでの暫定対応です

 → This is a temporary action until the permanent fix is implemented.

※「temporary」は一時的な対応、「interim」は正式な対応までの仮の対応というニュアンスで使うのが良いでしょう。

恒久対策(permanent countermeasure / long-term measure)

原因を特定し、再発防止を目的とした本格的な対策を取る際には恒久対策では、「permanent」や「long-term」という表現を使います。

• 恒久対策は検討中です

 → We are currently considering a permanent solution.

• 恒久対策は来月までに実施予定です

 → The permanent countermeasure is scheduled to be implemented by next month.

• 再発防止のための恒久的な対策です

 → This is a permanent action to prevent recurrence.

「対策を取る」・「対応する」の自然な英語表現

「対策を取る」自体には様々な言い方があります。

Tipsやメールの文章では、上記に記載したtemporary / permanent countermeasureを使用すれば良いですが、会議時に暫定・恒久を使い分けて会話するのはちょっと疲れますよね。

会議などでのやり取りでは下記のような表現が良いでしょう。

• 対策を取ります

 → We will take appropriate action.

• (プレゼンなどで)対策内容は以下の通りです

 → The implemented measures are as follows:

まとめ

「対策」という言葉は便利ですが、英語では状況や目的に応じて表現を使い分ける必要があります。

・暫定対応 → temporary / interim

・恒久対応 → permanent / long-term

・対策を取る → take action / implement measures

今回の技術英語はここまでです。他の記事も読んで、技術英語力をアップさせましょう!!

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